大阪・梅田、大阪駅前第4ビル1階の宝石店「仲庭」です☆こだわりのジュエリー
TOP > 仲庭ファインダイヤモンド 大阪駅前第4ビル店 日記 > プラチナとホワイトゴールドの違い
いや~、残暑が厳しいですね。
スーツ着ると汗をかくのが辛いです。
さて皆さん、「白金」って何かご存知ですか?
・・・ちなみに地名ではありません。
白金は「はっきん」と読みますが、
これは本来、プラチナのことを指します。
これがとってもややこしい。
”ホワイトゴールド”を日本語に訳すると
”白金”になってしまうので、
「白金=ホワイトゴールド」だと勘違いされている、
または混乱されている方が本当に多いのです。
(ホワイトゴールドを漢字で表す場合、
「白色金」というのが正しい表記になります。)
ですから今日はプラチナとホワイトゴールドの違い
について書いてみたいと思います。
プラチナについては以前から色々書いて来たので、
まずホワイトゴールドの説明から。
20世紀(1901年~)に入り 、ジュエリーでは
プラチナが新しい素材として大流行。
特に当時より優れたカットが施されるようになった
ダイヤモンドとの相性の良さは抜群でした。
しかしその後の第一次世界大戦やロシア革命によって
プラチナの供給量が大きく減ったため
プラチナの価格が高騰しました。
さらにジュエリーの消費の主役が王侯貴族から
豊かな市民に移った為、高価すぎるプラチナの
代用品として考えられたのがホワイトゴールドなのです。
ホワイトゴールドは純金(K24)を18金(K18)にする際に、
75%の金にニッケルやパラジウムなどの金属を
25%混ぜて合金とし、金の黄色味を薄めたものが
ホワイトゴールドです。(K14のホワイトゴールドもあります)
その色はどのような金属を配合するかによっても違いますが
やはりプラチナと同じように見えるほど白くはならないので、
多くの場合上から「ロジウム」というとても白い金属
(プラチナよりも白い)でメッキをかけてあります。
(*一部かなり白いのでメッキをかけていない物もあり)
ですから、皆さんが見ている「ホワイトゴールドの色」は
ほとんどの場合ロジウムメッキの色なのです。
つまりホワイトゴールドは実質金の合金ですから、
前に「金とプラチナについて」でお話ししたように
プラチナとは比重に差があります。
プラチナは金より比重が重いですから、
見た目が同じジュエリーだとやはりプラチナで出来た方が
ホワイトゴールド製のものより重くなります。
またプラチナは時間が経っても色が変わりませんが、
ホワイトゴールドの場合メッキが剥がれて
黄色味が出てきてしまうことがあります。
(ただこれはメッキの厚さや元の色によって差があります)
あと、柔らかさや粘り強さではプラチナの方が優れている為、
細やかな細工などにはプラチナが向いています。
長く使うための細やかで高価なジュエリーに向いているプラチナ。
それに対しホワイトゴールドは、もちろんその価格が魅力ですが、
あとは軽さや硬さを利用してブローチやイヤリングなどに
向いています。
ホワイトゴールドのジュエリーの場合、あまりに
強くこすってしまうとロジウムメッキが剥がれたり
することがあるので、拭く時は優しくしてあげて下さいね。
いかがでしょう、プラチナとホワイトゴールドの違い、
お分かり頂けましたか?
・・・ただこれほど金の相場が上がってしまうと
ホワイトゴールドの安さがあまり感じられなくなって
しまいますよね~今買うならやっぱりプラチナジュエリー?(笑)
大阪・梅田のジュエリー・宝石・カラーストーン・ダイヤモンド・色石・貴金属・
金・プラチナの売却、買取なら高額査定・高価買取の
大阪・梅田、阪急三番街南館地下1階
NAKANIWA Fine Diamond ナカニワファインダイヤモンド
(仲庭 阪急三番街店)へ☆
大阪梅田、地下鉄御堂筋線1番改札すぐ/ヨドバシ梅田・ルクア地下からすぐ
TEL:06−6372−5959
☆出来るだけ高く査定するため、査定にはお預かりして数日かかります☆
☆ジュエリーをお持ち頂く際は、必ず身分証明書をお持ちください☆
ダイヤ以外のルビー/サファイヤ/エメラルドなどの宝石も、
しっかり査定!高価で買取!
昔に買った、他のお店の物、貰ったからどんな物か分からない、遺産で受け継いだから査定してほしい、壊れてるけど大丈夫?・・・
大丈夫です☆使わないジュエリーならなんでもお持ちください!