仲庭ファインダイヤモンド 大阪駅前第4ビル店 | 日記 | 宝石の種類と基礎知識[3]~ダイヤモンドその②(前編)
2011/08/07
宝石の種類と基礎知識[3]~ダイヤモンドその②(前編)
今日は”宝石の種類と基礎知識[3]~ダイヤモンドその②(前編)”として、「ダイヤモンドの美しさ」について書いてみたいと思います。美しいダイヤモンド、ってどういうものでしょう?ダイヤモンド=すべて綺麗で、キラキラ輝いて、美しくて・・・というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、やはりダイヤモンドも人と同じでその輝きも美しさも千差万別。よく煌めくものもあれば残念ながら 曇ってしまって輝きの鈍いものもあります。さらにダイヤモンドは色も様々。無色のダイヤが一般的ですが、黄色がかったダイヤモンド、ブラウンのダイヤやブラックのダイヤ、さらには人気も価格もうなぎ上りのピンクのダイヤモンドもあります。そんな中で、「美しいダイヤモンド」とは一体・・・?
ジュエリーや宝石、ダイヤモンドに詳しい方なら「グレードのいいダイヤが美しいダイヤモンドなんでしょ?」と思われると思います。 「グレード」というのは、ダイヤモンドの”4C”と言われる評価基準の事です。 この”4C”は「カラット=重さ」、「カラー=色」、「クラリティ=内包物や傷の状態」(「クオリティ」ではありません)、「カット=形と仕上げ」のそれぞれ頭文字がCで始まる4つの要素から成り立っています。(この4Cについてはいずれ詳しく説明します)で、これは一般の方だけでなく宝石を販売しているほとんどの人にもいえるのですが、この「”4C”が優れたダイヤ=美しいダイヤモンド」だとほとんどの人が思っています。ほとんどのお店の人はそういう説明をするでしょうしね。ここが問題なのです。わたしが言いたいのは、ダイヤモンドの美しさは4Cでは表されていない事、つまり「”4C”が優れたダイヤ=美しいダイヤモンド」では必ずしもない、ということなんです。まず最初に、4Cというのはダイヤの美しさを表す基準ではなく「希少性について」書かれた基準である、ということ。・・・分かりにくいですよね(笑)。ここでは細かい説明は省きますが、多くの人が「4Cはダイヤモンドの美しさを表している」と勘違いしてしまっていますが、4Cというのは正確にはそのダイヤモンドが「どのぐらい珍しいのか」を示しているんです。ですから4Cが高いダイヤモンド=より珍しくて希少性が高いダイヤモンド、という事。このことはまた改めて4Cについて説明する時に書きたいと思います。
もう一つがもっと抽象的な表現になってしまいますが、「美しい」とはどういうことか?ということ。ここでみなさんにお聞きしたいと思います。この世の中で最も美しいものは何ですか?世界で一番美しい人は誰ですか?最も美しい絵とは?美しい音楽とは?美しい風景とは?難しいですよね。つまり「美しさ」というものを相対的に評価するのはとても難しい。ダイヤモンドにおいてもそれは同様で、「美しいダイヤモンド」をどのように定義するのか、それによって答えは大きく変わってしまいます。AとB2つのダイヤモンドがあったとして、それを見た人の90%がAを美しいと思ったとしても Bを美しいと思った人にはBこそが「美しいダイヤモンド」なのでしょうし。人の顔の好みと同じだと思って頂ければ良いと思います。ですから、「世界最高のカット」等というものも存在しません。美しさというのは常に主観的で人それぞれ、カットによる輝きをどう評価するのかも同じ事です。ですからよくある「~カットは通常のラウンドブリリアントをはるかに超える最高のカット」などといううたい文句を見ると怪しく感じてしまいます(笑)。ですから「美しいダイヤモンドとは、それを見た人が美しいと感じたダイヤモンドの事」というのが正解だいう事になります。なぞなぞみたいになってすいません。・・・ただし。それだけではわたしたちプロは困ってしまいます。何を仕入れて販売すれば良いのか、困ってしまいますから。買う側のお客さまも「美しいと思ったものを買えばそれで良いんですよ」と言われても困ってしまいますよね(笑)。やはり絵画や音楽などと同じように、好みは人それぞれとはいえプロから見てより優れたもの、評価の高いダイヤモンドというものはあります。ですから次回は”宝石の種類と基礎知識[4]~ダイヤモンドその②(後編)”として、私たちの「ダイヤモンドの選び方」について書いてみたいと思います。・・・今日のは特に長い上に分かりにくかったですよね、すいません。ただ「4Cが高い=美しい」という単純な図式が正しくないことを漠然とでも分かって頂けたら、と思っただけなんです、ほんとスイマセン(汗)。大阪・梅田のジュエリー・宝石・カラーストーン・ダイヤモンド・色石・貴金属・金・プラチナの売却、買取なら高額査定・高価買取の
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ダイヤだけでなくピンクの
ダイヤ・ブルーの
ダイヤ・イエローの
ダイヤ、さらにはグリーンの
ダイヤモンドやレッドの
ダイヤモンドなどもあります。最近はブラウン
ダイヤやブラック
ダイヤなどがよく使われますが、希少性が低いため買取の査定などでは低くなってしまいます。
ダイヤモンドの魅力はやはり輝き。
ダイヤ特有の金剛光沢に
ダイヤの屈折率の高さからくる煌めき、さらには
ダイヤの中に虹の七色が見えるファイヤーのバランスが美しさを決定します。
ダイヤモンドを選ぶ際に大切なのはやはり
ダイヤの輝きとその
ダイヤの透明感。透明感のない
ダイヤは美しくありません。4Cという
ダイヤの希少性を表す基準にクラリティーという
ダイヤの中の内包物の量や位置によるものがありますが、
ダイヤの中の目に見えない小さい
ダイヤの内包物を気にしてクラリティーを上げるより、
ダイヤの透明感を重視しつつ
ダイヤの大きさを上げる方が良い場合もあります。
大阪・
梅田の仲庭では
ダイヤ一つ一つをしっかり見て、
ダイヤモンドにとって最も大事な
ダイヤの輝きと透明感にこだわって
ダイヤモンドを選んでいます。エンゲージリングや大切な記念の
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